私の好きな言葉に"Fake it until you make it."という言葉があります。セラピストでパーソナルモチベーターの石井裕之さんが著書の中で書かれている言葉で、私自身ものすごく影響を受けた言葉です。
Fake it とは、なりたい自分の振りをするということ。
トランプ大統領が使っているfake newsのfake（偽の）はネガティブな意味ですが、
ここではそうでなく、いい意味でのfake。つまり、なりたい自分を積極的に演じていきましょうということです。
until you make it とは目標が達成するまでなりたい自分を演じ続けましょう、ということ。
自分が行きたい学校がある。でも今の自分だと到底そこには届かない。
そんな場合、普段からその学校に合格したと考えて演技をしてみましょう。
合格者の普段の生活、勉強に対する取り組み、自分に対する厳しさ。
それを真似て演じるのです。
今の自分で志望校の合格ラインに全然届かないというのであれば、
普段の言動が合格にふさわしいか自分を見つめてみましょう。
合格者ならやっていることなのに自分には欠けていることが何か見つかるはずです。
受験の時、試されるのは「その学校に合格に値する努力」をしてきたかどうかです。
ただ、こんなことは誰でも分かっているはずです。わかっているのにできない･･･。
では、まず一日だけ。一日が難しければ一時間だけで構いません。
その学校に合格する人がやっていそうな一時間を過ごしてみるのです。
一時間であれば、案外そういった時間を過ごせるのではないでしょうか。
そしてその一時間を過ごした後、なぜか少し、ほんの微かかもしれませんが、自信が自分の内側から湧いてくることに気づくはずです。
そうしたら今度は一日やってみる。一週間やってみる。その積み重ねがあれば目標達成もすぐ目の前になります。
Fake it の効果は私自身が身をもって経験したパワフルな考え方です。
ぜひ試してみてください。
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