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指導をしていて、伸びにくい子に共通な点は「雑である」ということです。
プリントの管理、時間や期限ををきちんと守れるか否か、ノートの取り方・・・
様々な点で雑な子は往々にして成績も振るいません。
そして見過ごされがちな点としては、勉強する姿勢です。
机にうつぶせになる、頬杖をつく、足を投げ出す・・・
塾でこのようなことをすると必ず注意されます。
ほとんどの子は、一回注意すればその授業ではきちんとした姿勢に戻ります。
ただ、たった一回の注意で完全に身につくわけではありません。
しばらくして同じことで注意されたりします。
これを何回も繰り返した結果、ようやく勉強にふさわしいきれいな姿勢になっていきます。
塾に求められるのは勉強を教えることはもちろん、勉強する環境を提供するということもあると思っています。
塾に行くだけで自然と勉強する気になる雰囲気です。
この雰囲気があるから、家では集中できない子も塾では集中できたりします。
当塾で専用自習室をあえて設けている理由はそのためです。
悪い姿勢な子が一人でもいると、この雰囲気は阻害されます。
「姿勢よく授業を受ける」
当たり前だけど、とっても大切なことです。
一緒に勉強している他の生徒ためにも、塾に通わせてくれる家の人のためにも、
そして、何より自分のために、びしっと決まっている姿勢でいましょう。