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手厚すぎる指導の問題点

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

開校後数年後に、当塾が大田原高・大田原女子高・宇都宮高・宇都宮女子高専門塾になったことは前回お伝えしましたが、その時に指導方針も大きく変更しました。

開校当初の当塾は一人一人に手厚く指導しました。

当塾に入ってもらった以上、徹底的に成績を上げて欲しいと思い、手厚い補習、定期テスト予想問題のプリント配布、日曜日を潰しての朝から晩までの勉強会。

確認テストに合格できなければ叱責し、場合によっては居残りさせ・・・。

結果、大多数の生徒の成績は上がりました。塾として役目は傍目にはしっかり果たしているように見えていたと思います。

ところが、指導していての違和感は常に感じていました。

なにかが違う。本当に生徒の思考力が育っているのだろうか。

本来、生徒本人が自分で「ここが出そうだ」とか「ここは間違えそうだ」と 予想したりする事で飛躍的に力が付くはずです。

定期テストはその非常にいい思考訓練の機会なのにもかかわらず、その機会を塾で奪っているのではないか。

そういうことを実感するようになりました。

その後、予想問題のプリントの配布はやめ、度がすぎたテスト勉強会もやめました。

その代わりに、学校のワーク・塾のワークを徹底的に繰り返すことを中心に指導するようになりました。

 

どの辺が出題されそうなのかという予想は一切していません。

 

結果どうなったか。

 

成績が下がるどころか、むしろ手厚くやっていた時期よりも、はるかに成績がよくなったのです。

 

結果的に手厚すぎる指導は生徒のためによくなかったのです。

開塾当初の生徒には申し訳なかったと思っています。

 

今でも大手塾は、やれお盆特訓だ、正月特訓だ、下野模試対策だと

手取り足取り、手厚い指導をしています。

 

ただ大手塾から当塾に転塾してきた生徒を見ていると、多くの生徒が思考力がありません。

 

塾側が敷いたレールにのって宇高・宇女などのトップ高に合格したものの、高校で伸びなくなってしまうことも多いのです。

 

生徒がトップ高合格を望み、塾のカリキュラムで見事合格。塾にとっても本人にとっても保護者にとっても大満足。

 

ところが、そこから伸びなくなるという思わぬ落とし穴が待っていることがあります。

 

その後、当塾は個別演習形式に指導スタイルを変えました。より自分で考え、創意工夫をし、自分の力で壁を突破してもらうことができるようになりました。

 

手厚すぎる指導=自学力をつぶす指導

 

ということができるのではないでしょうか。

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