自分自身を変える

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

勉強を本気で頑張ろうとし始めたときに、まず立ちはだかる壁が、

「変わらない自分」

です。

自分を変えようとするのであれば、自分に関する「何か」を変えないといけません。

変えようとは思うけれど、なかなかできないのは、今までうまくいかなかったことをすべて変えようと思うからです。

うまくいってないこと、できていないことをすべて変えようとすると、越えなければいけない壁がとてつもなく高く感じられます。

そして、その「高い壁」と自分を変えようとする「小さな努力」を比較してしまい、あまりの差に絶望してしまう。

その結果、変えようとする努力を放棄してしまうものなのです。

大事なことは、最初の変化はどんなに小さいことでも構わないということです。

たとえどんなに小さなことだったとしても、それを心を込めてやる。

そうするとドミノ倒しのように、自然とその変化が次の変化と続いていきます。

それが続くと、とてつもなく高いと感じていた高い壁も、現実的に越えられかもしれないと感じられるようになってくるのです。

 

たとえば、いつもより30分多めに自主学習の時間をとってみる。

 

ただそれだけのことと思うかもしれません。

 

ドミノが一枚倒れれば次のドミノも必ず倒れます。

 

30分多く自学をやれば、解ける問題がいつもより多くなります。

自学しているわが子を見ている保護者にも「いつもより長い時間勉強しているな」と少し見る目が変わってきます。

いつもより勉強が終わるタイミングが変われば、食事の時間・風呂の時間が少しずつ変わってきます。

 

このように、30分自学を多くやることだけで、様々なところで変化のドミノ倒しが起こってくるのです。

 

「自分を変える」というのは、こういう一つ一つの小さなことを心をこめてやれるかどうか、ということです。

 

それがわかったら、早速ドミノの最初の一つを倒してみるようにしましょう。