最近はマスコミで「ブラック部活」が話題になっています。マスコミの論調としては任意活動である部活によって教員が長時間労働を強いられ、過労死寸前の労働環境である、というものです。
確かに教員の忙しさは目に余るものがあります。外部指導者などを利用し教員の労働時間を短くすることも必要でしょう。
しかしその忙しい部活を事実上強制されている生徒への負担が重い、という視点はあまり報じられていないように思われます。
私は埼玉県出身ですので、栃木に引っ越してきて部活に関してびっくりすることがいくつかありました。
私が中学生時代の埼玉では夏場でも6時には完全下校、大会前だろうが下校時間は変わりません。
ところが大会前でないのに延刻になったり、体育センターやナイター練習、ホール練など学校以外の場所で練習すると、終了時間の歯止めがなくなり夜9時まで練習することもあります。
ただ怖いのは部活はそのような充実感、達成感が得られるのでやりすぎても許される雰囲気ができやすいという点です。
お子さんの様子を見て、あまりに部活で疲弊しているようでしたら、顧問の先生に相談する等何らかの対処をすることをお勧めします。
那須塩原市 西那須野にある個人塾
大田原高・大田原女子高・宇高・宇女・黒磯高受験専門
本松学習塾
http://honmatsu-juku.com/