神は細部に宿る

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

かなり昔に見たテレビで印象に残っているシーンがあります。東京の有名な美容室で開業前の準備のシーンでした。

スタッフが開業前に、店に置いてある雑誌の全ページをめくってピンセットで、はさまっている髪の毛を一本一本取っているシーンでした。

美容室ですから髪の毛が雑誌に落ちる可能性は高い場所ではあります。

ただ、そこまで徹底して事前に準備している美容室がどれだけあるでしょうか。

この時に、「神は細部に宿る」という言葉を思い出しました。

 

もともとドイツの建築家が有名にした言葉だそうですが、一流と二流を分けるポイントを表している表現だと思います。

 

一流の仕事をしている人は、お客様が気づくか気づかないかにかかわらず、徹底的に細部に到るまで準備をする。そして最高のサービスを提供する。

 

勉強においてもこれはあてはまります。

 

成績優秀者とそうでない生徒を分けるもの。それは細部へのこだわりです。

 

「よくわからないけど、まあいいか」「本当はできていたんですけど、ケアレスミスでした」などという言葉は成績優秀者からは、ほとんど聞かれません。

 

今は各学校の定期テストシーズンです。

 

返された答案を見て、自分がどれだけ細部にまで注意深く答案を作成したかチェックしてみてください。

 

まだ細部へのこだわりが不十分だと思ったら、次のテストにいかす努力をしてみましょう。