やる気がある子に快適な塾

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

当塾は勉強を真剣に頑張る子、やる気のある子にとって快適な塾でありたいと思っています。

このように書くと、必ずご批判があります。

「勉強のやる気がない子をやる気にさせるのが塾でしょ!」

「できる子しか入れない塾を作って、実績だけが欲しいんでしょ!」

当塾に通うようになり、勉強の楽しさが分かり、結果的にやる気がなかった子がやる気になることも多くあります。

今年大田原高校に受かった生徒も、塾に入ることでゲーム三昧の生活から勉強を真剣に取り組む生活へと変化させ、価値観自体も変わったと話してくれています。

(詳細は合格体験記で)

日々の指導の中で、モチベーションを上げる工夫を随所にしています。

ただ、当然ながら、やる気がない生徒を100%やる気にさせる術を私は持っていません。100%できないことを塾の約束にすべきではない、というのが私の考えです。

また、過去のブログでも述べていますが、できる子しか当塾に入れない、というのも誤解です。元々できる子もいますが、一番多いのが平均点より、少し上で入塾してきて、成績が伸び、結果的に上位の成績になるという生徒です。

実績だけ見ると、上位の子しかいないように見えるというだけです。

日本はなぜか、勉強ができることに対し、全面的な肯定感情を持ちにくい社会になってしまっています。

こんな本もある位です。

勉強できる子卑屈化社会

運動ができ部活で上位に入れば、表彰され、もてはやされる。

作文や書道、工芸など、勉強以外の部分でも、表彰される事が多い。

ですが、勉強ができる子は「勉強だけできても…」と言われてしまいます。

勉強だって、きちんと努力して結果を出すという点では変わらないのに、不思議ですよね。

勉強ができるようになることも、賞賛されるべきだし、表彰されてもいいと思います。

でも、なかなかそれを言い出せない雰囲気があります。

本当は「勉強頑張りたいな」「できないのは嫌だな」「できるようになりないな」と思っている子が多くいるはずです。

当塾はそういった子たちの居場所でありたい、味方でありたい。

当塾では授業開始までは、わいわい雑談していますが、はじめの号令とともに空気感が変わり、凜とした雰囲気になります。

当たり前ですが、自習室には私語が一切ありません。

勉強のやる気がある子にとってはこういう快適で当たり前の環境を、今後も提供していきます。