2017 大学合格体験記

· 合格体験記

今回の大学入試で、立教大学経営学部国際経営学科、異文化コミュニケーション学部、埼玉大学経済学部に合格した塾生のA.Rさんの合格体験記です。

黒磯高校卒業生のA.Rです。この春から立教大学経営学部国際経営学科に進学します。

私がここで語るのは、見栄を張った嘘ではありません。私が実際に何度も立ち止まり、心が折れそうになりながら手にした合格までの道のりです。受験勉強の仕方は人それぞれですが、一つの例として読んでいただけたら幸いです。

私が受験勉強に本気になったのは、高校3年生の夏休みです。とても遅かったと思います。それまで大して勉強をしてこなかった私は、本格的な勉強をいざ始めようにも、苦労することがたくさんありました。

なんせ場所がない。学校や図書館は夕方には閉まってしまうし、カフェに毎日通えばいくらあってもお金が足りない。私に残された選択肢は・・・塾か・・・。大手の学習塾は、どうも行く気が起きないけど・・・大人しく行くしかないのか・・・。

その時私の頭で中学生の時にお世話になった本松先生の引き笑いが響きました。なんで先生のこと気付かなかったんだろう!私のことを理解してくれる人がこんなに近くにいたのに!

その足で自転車を立ち漕ぎして入塾案内を取りに行ったこと、今でも鮮明に覚えています。

私の周りにはいつもたくさんの味方がいました。
 

「あなたの夢をお金のことで諦めないで。」
と負担の大きい東京の私立に進学することを応援してくれた母。
 

「お前はすぐに都会に染まれる女だ。安心してがんばれ。」
と背中を押してくれた友人たち。
 

「琳香さんなら大丈夫です。」
と私の可能性を熱弁してくれた本松先生。
 

みんながいたから頑張れました。

受験は非常に過酷です。一生懸命勉強したから受かるという保証もない。たった一日さぼった日が人生を変えてしまうかもしれない。すべてを我慢して勉強し続けた日々が報われないかもしれない。不安と焦りが私を押しつぶし、何度も、何度も「もうやめよう」と思いました。

それでも私が諦めなかったのは、負けず嫌いと、都会への憧れです。走り続ける理由は、案外単純なもので、「落ちてたまるか」という思いが私を突き動かしていました。

合格の文字を見た時の喜びは、言葉では伝えきれません。「お前は間違っていなかった。」とみんなが認めてくれたような、解放感と満足感がありました。もしあの時、本松塾に戻ってこなかったら、勉強する手を止めていたら、自分の番号の載っていない掲示板を前に涙していたかもしれません。

勉強は本当にたくさんしました。朝から晩まで。学校で、塾で。10時間に満たなかった日は、ほとんどなかったと思います。「もともと頭がいいから苦労もあんまりしてないんでしょう?」なんて、いえいえ。とんでもない。崩壊寸前でした。夢にペリーが来航したり、寝言が源氏物語だったり、ストーブに真剣に話しかけたり。受験生はみんな必死でギリギリでボロボロです。

「あ~こんなに勉強したら死んじゃう~」と不満を漏らしている皆さん。いくら勉強しても死なないんです。安心してたくさん勉強してね♡

私の受験戦争に関わってくださった方々、本当にありがとうございました。頑張ってよかったと心から思います。大学でも人一倍輝いてきます。期待していてください。

今回の大学入試で、日本大学法学部法律学科に合格したI.Nさんの合格体験記です。

去年の3月末、国立の後期試験の合格発表が終わり私は急いで塾を探し始めました。

色々な塾の中で温かみがあり、丁寧にホームページを作っていた本松塾を見つけ問い合わせをしました。

受験勉強は時間を費やしただけでは攻略できないんだな、と現役時に実感したためプロの指導者の手を借りようと入塾してすることを決め、本松先生も浪人の私を快く受け入れてくれました。

先生は入塾当初から何度も相談にのってくださり、去年の失敗をふまえてどんな勉強のやり方が私にあっているのかを考えてくださいました。

はじめこそ勢いと浪人したことへの焦りで一日中勉強することが苦ではありませんでしたが、夏に入る頃には気が緩むのと比例し勉強時間が減ってしまい本松先生に喝を入れられたことを覚えています。

そんな先生のお叱りの後、心を入れ替え、勉強時間を増やし、秋に受けた模試では現役時には取ったことのない点数を取れるようになりました。初めて大幅な自分の成績アップををみた瞬間で、手応えを感じたと同時に嬉しさも感じました。

センター試験本番では英語で9割を超える過去最高の点数を取ることができました。

最終的に英語が武器となり、日本大学法学部法律学科に合格することができました。現役時の成績では全く合格を考えられなかった大学に合格ができ本当に嬉しいです。

今年1年取り組んだことは私1人では絶対できなかったことですし、勉強面だけでなく生活面でもたくさんのアドバイスをいただいてすごく有意義な1年間だったと思います。

本松先生はもちろんのこと、卒業してからも面倒を見てくれた高校の先生、バイトで携わってくれた方々、そして大学に行くことを許してくれて浪人まで許してくれた両親には感謝してもしきれません。

この1年間あっという間でしたがとても内容の詰まったものとなりました。大学ではこの1年間過ごしたことを無駄にしないように誇りを持って過ごしていきます。


そしてこれまで以上に頑張って4年後さらに成長した姿をみんなに見せられるように、それを恩返しだと思って生活していきたいと思います。

本当に今までありがとうございました。